災害(震災・大地震)時でも対応できる訪問歯科診療なら調布市のあべ歯科クリニック
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災害(震災・大地震など)時でも対応できる
調布市の訪問歯科診療のスペシャリスト

震災や大地震があった時に電気・水などの準備が無いと診療所は何もできなくなります。
そんな緊急時のために、調布市の近隣であれば、いつでも訪問診療が出来るように
あべ歯科クリニックでは準備をしています。
地震等の災害時を想定して「電気」「燃料」「水」を確保して、大地震があったとしても調布市の近隣であれば訪問診療を行うことが出来ます。
あべ歯科クリニックの
災害(震災・大地震など)時の対応
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では多くの医療機関が被災されました。訪問歯科診療を受ける寝たきり状態の方は極めて震災弱者であるにもかかわらず、簡単な応急処置も、口腔ケアも受けることができませんでした。その結果、多数の方が低栄養になったり誤嚥性肺炎を生じたと聞いています。
そこであべ歯科クリニックでは、平時の訪問歯科診療だけでなく、震災時においての処置、口腔ケアおよび摂食嚥下機能管理ができるような災害時訪問歯科診療の備えをしております。
阿部俊彦院長からのコメント
あべ歯科クリニックでは東京に震災が生じたときのことを想定しています。私が子供の頃からあと30年以内 に東京に大地震が来るといわれていたため(それから30年たちましたが・・・)、震災即歯科治療中断というのは避けられないだろうかと歯科医師(歯医者)になってか らも常に考えていました。そして、阪神大震災や東日本大震災を教訓として、当時の状況を考慮した体制を整えたのです。ご存知のように震災が生じたときにはいろいろな問題が生じます。歯科治療に関係あるとしたら以下の通りでしょうか。
- 1.商用電源の喪失への対応
電気の確保・追加 - 2.ガソリンの不足への対応
- 3.水道の喪失への対応
- 4.ガスの喪失への対応
- 5.食料の不足への対応
- 6.トイレの問題への対応
- 7.人員の問題への対応
- 8.技工の問題への対応
ただし、用意はしているものの、歯科医院(歯医者)が火事で全焼したり、歯科医師が死亡したりすればこれらの対応が当然できなくなります。そこはご了承ください。なお、震災時は現在診ている患者さんの応急処置を優先いたします。
- ■電気の確保
- 災害(震災・大地震など)時に起きる障害として一番にあげるとしたら、やはり商用電源の喪失でしょう。水道も電気を使用して上層階に持ち上げますし、ガスを使用するときにも電気を使用しているものが多いからです。インフラの基本といえます。
もちろん、歯科クリニックでも普段は電気を使用して診療を行います。電気がなければ、歯を削ることはおろか、うがいをすることもできません。そこで商用電源の喪失に対してあべ歯科クリニックでは発電機を用意しています。
基本的にガソリンエンジンで発電しますが、ガソリンが底をつく場合もあり得ます。何せ東京の震災ですから。そのときに備えてあべ歯科クリニックではソーラー発電機を用意しています。
やはり燃料自体を仕入れるというのは非常時には現実的ではないと考えるからです。
ただし、ソーラー発電は大電力を得ることはできませんので、ポータブルのユニットや携帯電話の充電やパソコン用として想定しています。それでも応急処置には十分対応できるはずです。 - ■燃料(ガソリン)の確保
- 東日本大震災の3月11日以降ガソリンが一ヶ月ほど不足となりました。ガソリンスタンドに長い行列ができたことはみなさん記憶に残っているのではないでしょうか。上記の電気の確保ではガソリンで動作する発電機を用意していることを記述しました。また、避難所への訪問歯科診療を想定しているため車を使います。
従って燃料(ガソリン)の確保は重大な問題です。あべ歯科クリニックではガソリンを備蓄しています。20リットルばかりではありますが・・・。本当はもっと備蓄したいところですが条例により40リットル以上は許可がいります。
- ■水の確保
災害(震災・大地震など)時には水が出ません。上水道は壊れ、また電気が止まっているために水をくみ上げることができないからです。水がないと診療はもちろんできません。削るときには水を出さないと歯が焦げますし、うがいをするにも必要ですし、器具の洗浄にもいります。また食事用や飲み水が必須です。給水車がくればその水を使用すればよいのですが、給水車の数が足りないといわれているので、水の確保が難しいかもしれません。そのために、あべ歯科クリニックでは浄水器を用意しました。